新型コロナウイルスの影響でマスク不足が続いていますね。
相変わらず店頭で見かけることもなく「一体いつになったら入荷するの?」「もうウチのマスクの在庫なくなりそうなんだけど…」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、使い捨てマスクは洗濯できるのか?洗濯の方法と洗濯した後のマスクの予防効果などについてご紹介します。
使い捨てマスクは洗濯できるの?不織布は水に濡らしても大丈夫?!
そもそも使い捨てマスクは洗濯をしても大丈夫なんでしょうか?!
ただでさえペラペラなのに、紙みたいだから濡らしちゃうとダメになっちゃいそうな気がしちゃいますよね…(笑)
薄めたアルコールを吹きかけて消毒…はイメージがつくけれど、
乾燥肌や敏感肌の人は肌の負担はなるべく避けたいものです。
そこで、洗濯をしていいものかのか?調べてみると。。
不織布の使い捨てマスクは洗っても大丈夫です◎
そもそも使い捨てマスクは紙ではなく「不織布」という素材でできています。
繊維を織ったり編んだりせずに、繊維どうしを機械で熱や圧力をかけてくっつけたり、薬品などの化学的なもので結合させたシート状のものです。
洗濯の保証はされていないですが、商品によって水を含まない性質の不織布もあり
基本的には優しく水洗いする分には問題ないようですね◎
不織布の製造メーカーさんも以下のように説明されています。
一般的な不織布はどのメーカーでも洗濯の保証はしていません、例え手洗いや水洗いが出来ても、洗濯は出来ませんと文面に書かれているはずです。
なぜならば、洗濯機でボタンや金属のホック等で、一定の部分をゴリゴリとやられたら穴が空く場合も有ります。従いましてメーカーでは洗濯出来るとは唱っていません。
だからと言って洗濯できない訳ではありませんが・・・http://www.asakura-inc.co.jp/html/mame_content4.html
不織布を洗濯するなら、自己責任で。。という感じですね。
今回の場合、元々は使い捨てで使用するマスクを再利用のために洗うわけですから、万が一破れてしまっても仕方ないかな〜?と個人的には思います。
使い捨てマスクを洗濯する方法
使い捨てマスクを洗濯する上で気をつけたいポイントは2点あります。
- 「繊維を傷つけないようにやさしく洗う」
- 「よくかわかす」
専門家の感染症対策コンサルタントの堀成美さんは洗濯する際の洗剤について以下のように語っています。
そもそも新型コロナウイルスは界面活性剤で十分不活化する(そのため、石鹸での手洗いが有効なのだ)ため、洗剤で洗って干せばいいという。
「特別な洗剤である必要はありません。そもそも触る手も、つける顔も無菌ではありません。洗剤で洗って干せばいいでしょう」
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/unknown-cause-china-18
消毒液やハイターなどを使っての洗濯も可能ですが、扱い慣れていないと危険ですし
直接お肌に触れることも考えると、あまりオススメできないかな〜と思います。
洗濯した後の効果はどうなの?ちゃんと予防できる?!
洗濯した使い捨てマスクは、予防効果がちゃんとあるのでしょうか?
使い捨てマスクはウイルスなどの侵入を防ぐために不織布を重ねるようにして作られています。特に中間層にあるフィルターは繊細で、洗うとウイルスを阻止する機能が損なう恐れがあるということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000177741.html
一方でこんな意見も。。
東邦大・小林寅喆教授に聞く
もともとマスクは症状の出ている人が着けますが、飛沫(ひまつ)を浴びる可能性がある人混みなどで、マスクは一定の予防効果があります。
着けないよりは着けた方がいいので、どうしてもマスクがない場合は、洗って繰り返し使う方法があります。
https://mainichi.jp/articles/20200304/k00/00m/040/132000c
感染を防ぐこと、感染拡大させないためにも、再利用してでもマスクを着けておくことは今は大事そうですね!
まとめ
使い捨てマスクは洗えました〜!
大事なのは、こういう時こそ一人ひとりが今できることを自分で考えて行動すること。
マスクと共にそんな意識も身につけておきたいですね◎